ネタバレ、します。
しなきゃこの回のことを語りつくせない。
今回は最終回を目前に控えた「やがて君になる」44話のレビューです。
ここまで最新話を追ってきたファンの皆さんと感想を共有したいと思い、書いた記事なので可能であれば…いや、絶対44話まで読んでから来てください。
前回までのあらすじ!と今回の導入
さっそく感想(前半)
今回はセリフ少なめだったかな?と思う回でした。
実際読んでみたらそんなことないんでしょうけど、それ以上に後半怒涛の描写に魂を抜かれてしまったせいで、そっちの印象が強かったんでしょうね。
なんというか、
漫画の感想にこういったワードを使うのは表現の放棄だと思い、あまり使っていなかったんですが、
「尊い」という言葉を使わせていただきたいと思いました。
もはや二人の間に余計な言葉はいらない…そういうことでしょうか。
セリフが少ないと感じながらも、特に印象に残るフレーズが多くありましたね。
今は「特別」なことが、いつかは「当たり前」なことになる。
今まで、特別がわからなかった2人が行き着く果ては、特別で終わりではなく、それが日常的に繰り返して行って、いつかは2人の「当たり前」の日常になっていく。
だから、そんな風に流動的に変わっていく関係に名前を付ける必要はなく、
ただそこに「侑と燈子」がいればいい。
そんなことが言えるほど愛せる人がいる人生は、とても素敵なことだと思います。
「当たり前な日常」
そんな先のことを、考えてくれている燈子に侑は感謝を告げていますが、きっと2人とも考えていることは同じでしょうね。
そしてファン悶絶の後半部分
そして、今回の一番読者が悶絶したであろうシーン。
あえて直球では言葉にしないですが、「ついに来た…!」と思いましたね。
(もう前回の時点で確信はしていたとはいえ…)
気持ち的には、燈子が夜の学校で侑に返事を伝えたあの40話と同じような節目だったと思います。(あの時もしばらく目をつぶって余韻に浸ってました)
2人を陰ながら見守っていた我々ファンの想いが報われた回と言っていいでしょう。
(特に6巻最後と7巻最初と中盤はほんとに胃に悪かったですね…。)
2人が仲良くしているの(愛の営み)をあまりジロジロ見ては良くないかな…?
と思いつつも、2人の熱がこちらにも伝わるようで、思わず目が離せない。
そんな回でした。
若干茶化しましたけど!
恋愛漫画を読んでここまでドキドキしたのは、正直久しぶりでした。
さて、そんなこんなで44話は終わりを告げ、
来月9月27日、電撃大王11月号にて
「やがて君になる」最終話が掲載されます!
あぁ、嬉しいような悲しいような寂しいような…。
この感情になんて名前を付ければいいのか、どんな表情をすればいいのか分からない。
そんな気持ちです。
漫画としての2人の物語は、一旦の完結を迎えるかもしれませんが、が!
最後まで2人のことを見守っていけたら、そう考えています!!
まだまだ細かく語り尽くしたいこともございますが、
語彙力が足りないですし、変に語ると蛇足になりそうなので、
この辺りで締めたいと思います。
今回もご覧いただき、誠にありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。

やがて君になる 公式コミックアンソロジー (電撃コミックスNEXT)
- 作者: 結川カズノ,缶乃,柊ゆたか,文尾文,ほか
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
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